コード BD30-15
系列 系列:基礎課程演習
授業科目 基礎課程演習 15
副題 (学問の基礎)
副専攻
担当者 加藤 和哉
単位 2
期・曜時 前期 水1
対象学年 1年
特記事項

学習目標
 大学の学問の基礎を実習しながら理解することで、これからの学び・研究のための正しい出発点を獲得する。
授業概要
 大学の学問に取り組むための手ほどきをします。学問の本質や性格、方法の特徴などの説明、学問的な調査法や文章作成法などの実習、ゼミ発表や討論の基本的な形についても紹介します。また、アカデミック・ディベートを体験してもらいます。
テキスト
 特にありません。必要に応じてプリント資料や材料を配布します。
参考文献・課題図書
 
受講生への要望
 この授業の半分は、受講者のアクティブな取り組みによって成り立ちます。
評価方法
 平常点で評価します。出席、課題の実施等を重視します。
授業計画
1.「学問」とは何か。/「調べる」(1):調査方法について。注意事項。
2.「調べる」(2):事項調査実習。
3.「調べる」(3):結果発表と講評。
4.「書く」(1):「要約」と「引用」。
5.「書く」(2):実習。
6.「書く」(3):講評とまとめ。
7.「書く」(4):学術的作文の基礎。
8.「書く」(5):作文実習。
9.「発表する」:口頭発表の組み立て。レジメの作り方。
10.「議論する」:なぜ議論するのか。議論の方法。
11.「書く」(6):レポート添削指導。ディベート準備。
12.「書く」(7):レポート添削指導。ディベート準備。
13.ディベート(1)
14.ディベート(2)
15.まとめ
自由記述欄
 高校までの学習は、既に答えの出ていること(教科書の内容など)を学び取ることです。それには限りがあります。大学で学ぶ学問探求には限りがありません。もちろん、大学の学びもまずは、既存の学問の方法と既に出ている成果の学習から始まるでしょう。しかし、それは到達点、目標ではなく、出発点として学ぶのです。

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