コード MG16-01
系列 系列:Ⅰ. English Studies
授業科目 英米文学特講4-1
副題 (イギリス小説と旅の表象)
副専攻 M2
担当者 中川 僚子
単位 2
期・曜時 前期 水3
対象学年 3・4年
特記事項

学習目標
 イギリス小説の黎明期を代表する『ロビンソン・クルーソー』(1719年)を取り上げ、旅をキーワードとしてヒーロー像、帝国意識、リアリズムなどについて考察する。「ロビンソン物語」と呼ばれるパロディ群との比較考察も行う。
授業概要
 講義を基本的枠組みとするが、テクストをめぐる問題提起や関連テーマについての基礎情報の収集・発表等、受講者の積極的参加を期待する。毎週、予習として指定範囲の原文を精読して臨むこと。
テキスト
 Daniel Defoe, Robinson Crusoe, Oxford World Classics, 2007.
参考文献・課題図書
 適宜、紹介する。
受講生への要望
 予習としての原文精読と積極的参加。
評価方法
 出席、授業への積極的参加、期末レポートで総合的に評価。
授業計画
1.18世紀イギリス小説と旅のテーマ
2.大航海時代とイギリス
3.ダニエル・デフォーとキリスト教
4.Robinson Crusoeの虚構性
5.18世紀イギリスにおける「中流幻想」
6.Robinson Crusoeとカニバリズム
7.ロビンソンとフライデイ
8.Robinson Crusoeとポストコロニアリズム (1)
9.Robinson Crusoeとポストコロニアリズム (2)
10.「ロビンソン物語」の系譜
11.『スイスのロビンソン』との比較
12.『蝿の王』との比較 (1)
13.『蝿の王』との比較 (2)
14.Robinson Crusoeの現代性 (1)
15.Robinson Crusoeの現代性 (2)
自由記述欄

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