コード WF52-01
系列 人間科学専攻(博士前期課程)
授業科目 教育実践研究特論2
副題 (教育としての学校保健に関する研究)
副専攻
担当者 植田 誠治
単位 2
期・曜時 後期 水4
対象学年 学部3・4年生も可
特記事項

学習目標
 子どもの健康を守り育てる学校保健の活動を、教育的視点からとらえ直し検討する。
授業概要
 学校保健の機能-1)子どもの健康を守る、2)子どもの発育・発達を保障する、3)子どもの保健認識や実践力を育成する(健康教育)-について、今日的課題や国内外の研究動向もふまえながら検討する。
テキスト
 プリントを適宜配布する。
参考文献・課題図書
 日本学校保健会『学校保健の動向-平成21年度版』日本学校保健会、2009
 数見隆生『教育保健学への構図-「教育としての学校保健」の進展のために』大修館書店、1994
 森昭三、和唐正勝(編著)『新版 保健の授業づくり入門』大修館書店、2002
 Susan Denman他: The Health Promoting School, Routledge Falmer, 2002
 Glen G. Golbert他: Health education - Creating Strategies for School and Community Health(3rd ed.), Jones and Bartlett Publishers, 2009
受講生への要望
 積極的かつ主体的な授業への参加を望む。
評価方法
 出席、発表、討論を総合的に評価する。
授業計画
1.教育にとっての学校保健とは何か
2.学校保健の歴史的変遷
3.学校の機能と学校保健
4.学校保健の仕事-子ども健康を守る、子どもの発育・発達を保障する、子どもの保健認識や実践力を育成する-
5.子どものからだと心の健康課題
6.子どもの健康を守る-教師の持つべき保健能力、保健室の教育的機能-
7.子どもの発育・発達を保障する視点
8.Healthy School, Health Promoting Schoolとは何か
9.Healthy School, Health Promoting School-世界の動向-
10.学校における健康教育・保健の授業-子どもの保健認識と実践力を育成する-
11.学校における健康教育・保健の授業の実際
12.学校における健康教育・保健の授業の研究動向
13.すぐれた健康教育・保健の授業創出のために
14.健康行動理論と健康教育・保健の授業
15.まとめ
自由記述欄

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