コード CC44-01
系列 系列:日本文学
授業科目 近代文学演習Ⅳ
副題 (川端康成と三島由紀夫)
副専攻 C1
担当者 高橋 真理
単位 4
期・曜時 通年 火3
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 近代文学作品へのアプローチの仕方を知り、様々な分析方法を学びます。先行研究だけでなく互いの発表や発言も参考にして、各自がひとまとまりの読みを提示できるようになることが目標です。
授業概要
 昭和を代表する作家、川端康成と三島由紀夫の仕事を検証します。同時代の文学の動きや社会との関わり、また彼らの「師弟」関係にも目を配りたいと思います。主として前期は川端を、後期は三島を取り上げて読んでいきます。担当者の発表と全員の討議による演習形式で進めます。
テキスト
 川端康成『伊豆の踊子』(新潮文庫)川端康成『古都』(新潮文庫)三島由紀夫『金閣寺』(新潮文庫)。プリント教材も使用します。
参考文献・課題図書
 授業時に指示します。
受講生への要望
 この科目の受講希望者は事前に研究室で所定の手続きを済ませること。
評価方法
 研究発表・授業態度・提出物・出席等の平常点及び期末ごとのレポートにより評価します。
授業計画
1.導入―川端康成と三島由紀夫
2.川端康成「伊豆の踊子」1
3.川端康成「伊豆の踊子」2
4.「伊豆の踊子」をめぐる問題1
5.「伊豆の踊子」をめぐる問題2
6.川端康成「抒情歌」1
7.川端康成「抒情歌」2
8.川端康成「抒情歌」3
9.「抒情歌」をめぐる問題
10.川端康成「古都」1
11.川端康成「古都」2
12.川端康成「古都」3
13.川端康成「古都」4
14.「古都」をめぐる問題
15.前期のまとめ
16.再び―川端康成と三島由紀夫
17.三島由紀夫「卒塔婆小町」1
18.三島由紀夫「卒塔婆小町」2
19.三島由紀夫「卒塔婆小町」3
20.三島由紀夫「新聞紙」1
21.三島由紀夫「新聞紙」2
22.三島由紀夫「橋づくし」1
23.三島由紀夫「橋づくし」2
24.三島由紀夫「橋づくし」3
25.三島由紀夫「金閣寺」1
26.三島由紀夫「金閣寺」2
27.三島由紀夫「金閣寺」3
28.三島由紀夫「金閣寺」4
29.三島由紀夫「金閣寺」5
30.後期のまとめ
自由記述欄

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