コード DB73-01
系列 系列:日本史
授業科目 日本文化史Ⅱ
副題 (大名庭園にみる江戸文化)
副専攻 D1
担当者 白根 孝胤
単位 2
期・曜時 後期 火4
対象学年 1(A)・2・3・4年
特記事項

学習目標
 近世武家社会において、萌芽、発展した多様な文化が、現代にも継承されている点に着目し、江戸文化に対する関心を高めていくことを目標とする。
授業概要
 江戸文化の発展に大きな役割を果たした大名庭園の世界を探る。まず、大名庭園の形成過程と特徴を検討し、続いて、将軍と諸大名・旗本との文化交流の実態や園芸・植栽空間としての機能などについて、古文書や絵巻・絵図面、古写真の分析から明らかにしていく。
テキスト
 毎回、授業を行う際にプリントを配布する。
参考文献・課題図書
 授業のなかで適宜紹介する。
受講生への要望
 江戸時代の文化に関心があり、自分自身から学習する意欲のある学生の参加を期待する。
評価方法
 出席状況と学期末に行う試験で評価する。
授業計画
1.大名庭園と江戸文化-講義の概要説明-
2.緑の都市江戸と名所・庭園
3.将軍の庭園と饗宴(1)-吹上御庭と浜御庭-
4.将軍の庭園と饗宴(2)
5.大名庭園の形成と景観(1)-庭園図を読み解く-
6.大名庭園の形成と景観(2)
7.将軍御成と大名庭園
8.大名庭園の儀礼空間と交遊(1)
9.大名庭園の儀礼空間と交遊(2)
10.茶の湯と大名庭園
11.園芸・植栽空間としての大名庭園(1)
12.園芸・植栽空間としての大名庭園(2)
13.御薬園における薬種栽培と本草学
14.殿様が撮った大名庭園と写真研究(1)-古写真を読み解く-
15.殿様が撮った大名庭園と写真研究(2)
自由記述欄

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