コード HF11-01
系列 系列:美学・美術史
授業科目 美学・芸術学特講Ⅱ
副題 (芸術への思索)
副専攻 H1
担当者 加藤 好光
単位 2
期・曜時 後期 木3
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

学習目標
 哲学的美学の基礎づけの一半をなす「芸術への思索」を学び、「制作」の仕組みの理解を通じて、主体的自己存在者として生きる我々自身について哲学的に根拠づけられた了解を得る。
授業概要
 美学即ち「美と芸術の思索」、その哲学的基礎づけ(「美と芸術への思索」)は、たんに「美」や「芸術」について云々するのではない。むしろ、現実の中で我々がどのように世界と関わり、自己自身と関わっているかという問題と緊密に関わっている。本講義においては、「芸術への思索」を解説する。
テキスト
 
参考文献・課題図書
 適宜指定する。
受講生への要望
 前期の同じ時間帯に開講される美学・芸術学特講Ⅰの受講を勧めます。
評価方法
 試験によって評価する
授業計画
1.導入
2.「美への思索」から「芸術への思索」へ
3.哲学の自己規定と主体的自己存在、芸術制作の関わり
4.「制作」一般に関する論点の整理
5.「美と芸術への思索」の「場所的直観」
6.制作の機軸としての「方法的省察」
7.「かたち」を創り出すことの困難
8.制作を領(し)り統べるロゴス
9.論理・倫理のロジックと制作のロゴスとの区別
10.制作の構成的契機としての制作物の吟味検証
11.制作的必然性の模索
12.制作的機能としての他者
13.美と芸術との本質的関連
14.制作の安着地としての「美」
15.試験
自由記述欄

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