コード JD33-01
系列 系列:教育学・初等教育学
授業科目 人間学習3[総合演習]
副題 (音・音楽と人間:みること・きくことを通した理解)
副専攻 J1
担当者 今川 恭子
単位 2
期・曜時 後期 水2
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 音・音楽と関わって生きる人間に、インタビューや観察といった質的方法を用いてアプローチし、理解することを目指す。
授業概要
 受講生相互にインタビューをしあったり、グループ創作活動を観察しあったりして、その記録に基づく報告書作成を行う。それぞれが「きく―きかれる」「みる―みられる」立場を経験することによって、他者の音楽経験にどのようにしたら迫ることが出来るのか、倫理的な問題も含めて考えていく。
テキスト
 適宜プリントを配布する。
参考文献・課題図書
 岡本依子・菅野幸恵・塚田-城みちる著『エピソードで学ぶ乳幼児の発達心理学ー関係の中で育つ子どもたち』新曜社、2004
 桜井厚『インタビューの社会学-ライフストーリーの聞き方』せりか書房、2002
 箕浦康子『フィールドワークの技法と実際−マイクロ・エスノグラフィー入門』ミネルヴァ書房、1999
受講生への要望
 インタビューや観察という経験を出発点とするので、相手の立場への想像力を充分にはたらかせ、温かい心とクールな分析力をもって取り組んでほしい。
評価方法
 出席、課題への取り組み、討論への積極的参加、レポート
授業計画
1.オリエンテーション
2.「みる」・「きく」という方法について
3.インタビュー「あなたにとって音楽とは」
4.インタビュー結果から報告を作成する
5.「音楽する人」の観察事例
6.「音楽する人」を観察する(1)
7.「音楽する人」を観察する(2)
8.観察記録のまとめかた
9.観察記録に基づく中間発表
10.各自のデータ収集(例:異なる世代への聞き取り、子どもの観察など)
11.各自のデータ収集
12.各自のデータ収集
13.それぞれの「みる」「きく」の発表会
14.報告書の発表と総合的な考察
15.まとめのディスカッション
自由記述欄

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