コード RB12-01
系列 系列:教職専門科目
授業科目 国語科教育法1
副題
副専攻
担当者 鈴木 一史
単位 4
期・曜時 通年 土2
対象学年 3年
特記事項

学習目標
 国語科教育の歴史的な変遷と問題点を理解し、今日的課題を明確にすることができる。そして、それらを踏まえて、50分の授業を構想し、実際に模擬的授業を行うことができる。
授業概要
 1年間を半分に区切る。前期について、授業の前半は国語科教育についての概論。歴史的変遷と問題点を把握する。後半は、実際の授業を行いつつ、その問題を明らかにする。後期は、課題レポートをもとに模擬授業を行い、そこでの問題点を討議する。
テキスト
 新学習指導要領 国語
参考文献・課題図書
 「新編 国語科教育法」おうふう 2002.3
 「教育実習生のための 学習指導案作成教本 国語科」教育実習を考える会編 蒼丘書林 2005.5
 国語教育雑誌 適宜紹介
受講生への要望
 教師は生徒にかかわっていく仕事であるので、授業にも積極的に参加すること。授業内の発表や発言を評価します。
評価方法
 授業内の発表、出席コメント 及び 年数回のレポート(指導案・教材研究)
授業計画
1.【前期】1.国語科教育の現代的視点:新学習指導要領について
2.国語科の授業を開く。コミュニケーションと国語力
3.「聞くこと・話すこと」の指導① コミュニケーション
4.「聞くこと・話すこと」の指導② 討議
5.「書くこと」の指導① 小論文
6.「書くこと」の指導② 書くことの「段階」について
7.「読むこと」の指導① 小説 <課題指導案提出>
8.「読むこと」の指導② 論説文
9.「読むこと」の指導③
10.「伝統的な言語文化と言語事項」① 語彙
11.「伝統的な言語文化と言語事項」② 古典
12.単元学習の指導
13.教材分析と指導案の書き方
14.国語科教育法のキーワード①
15.【後期】生徒自身による模擬授業  模擬授業における問題点の抽出について<自由指導案提出>
16.模擬授業① 教材研究
17.模擬授業② 教材研究
18.模擬授業③ 発問
19.模擬授業④ 発問
20.模擬授業⑤ 生徒の実態
21.模擬授業⑥ 生徒の実態
22.模擬授業⑦ 授業の流れ
23.模擬授業⑧ 評価の観点
24.模擬授業⑨ 評価の観点
25.模擬授業⑩ 年間計画
26.指導案に基づく授業構築<修正指導案提出>
27.板書計画と授業構想
28.教育実習に向けて
29.国語科教育のキーワード③
30.国語科教育のキーワード④
自由記述欄
教育実習では、いままで授業を受けてきた立場が、授業を行う立場になります。この逆転に耐えられるように、この講座で修錬しましょう。将来教員にならなかったとしても、全く逆の立場の経験は、将来きっと役に立つことでしょう。

Copyrights 2010 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.

■BACK ■検索システムへ ■TOPへ