2011 syllabus

コード	WF43-01
系列	人間科学専攻（博士前期課程)
授業科目	生涯学習研究特論１
副題	（教育とジェンダー）
副専攻

担当者	鶴田　敦子
単位	2
期・曜時	前期　水3
対象学年	学部3・4年生も可
特記事項

学習目標

・ジェンダー・イコーリティの立場から現在の生涯学習の課題をみつけ、今後の方向性を構想できる。
・教育学・教育論にある、ジェンダー問題の存在に気づき、その背景について広範囲から考察できる。

授業概要

　教育史および、現在の教育の中の家族・家庭教育におけるジェンダー・バイアスを、様々な事実に基づきながら検証する。そして、教育論に潜むジェンダー・バイアスを浮き彫りにし、経済的・社会的・文化的背景や教育政策・教育論との関係を理解し、ジェンダー概念の包括的な概念を理解する。

テキスト

　特になし

参考文献・課題図書

　その都度、紹介する

受講生への要望

　様々な事象を客観的にみつめる姿勢で臨むこと。

評価方法

　レポート

授業計画

１．ガイダンスー生涯学習の理念
２．教育史からみる学校教育のジェンダー・バイアス①近代学校の成立
３．②女子教育という枠組み
４．③良妻賢母教育の本質
５．④戦後家族モデルと性別役割分業
６．⑤男女別教育課程
７．家族・家庭教育論におけるジェンダー①家族・保育・家庭教育の担当者
８．②子どもの問題行動の言説
９．③家族問題のとらえ方
10．④家族・ジェンダー・法
11．⑤家族とメディア
12．⑥教育政策における家庭教育
13．ジェンダー概念の拡張
14．生涯学習の主体
15．まとめ

自由記述欄

特になし

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