コード AT25-01
系列 系列:ジェンダー学
授業科目 ジェンダー学3-1
副題 (恋愛と欲望のジェンダー)
副専攻 A2
担当者 小倉 千加子
単位 2
期・曜時 前期 集中
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

学習目標
 心理学的認識に基いて、文学やメディアの取り上げる恋愛事象について共に考える
授業概要
 恋愛を「熱情」と「親密さの感覚」によって特徴づけられる個人間の関係と定義するなら、恋愛は二者を融合する幸福なものでありながら、なおジェンダーの支配は不可避である。一体感の感得、親密さの維持、支配と逆支配、そして恋愛の喪失にはジェンダーの構造が深く関わっている。私的な二者の間に隠されたジェンダー構造について漫画やドラマを通して考察する
テキスト
 適宜、資料を配布する
参考文献・課題図書
受講生への要望
 各講義ごとにミニ・レポートを提出してもらいますが、課題はその講義内容に即したものであるため、毎回の集中と講義内容を自分に即して把握する態度を要望します。
評価方法
 出席状況と期末レポートによって評価する
授業計画
1.恋愛は通文化的なものか?
2.恋愛とは何か?
3.恋愛様式の歴史的変遷
4.ロマンティックラブの起源
5.大英帝国と家庭の天使
6.庭・花・星の記号論
7.ドラマにおける恋愛の始まり
8.欲望は誰のものか?
9.ジェンダーとアイデンティティ
10.結婚の条件
11.結婚制度の完成と現代
12.共依存の心理
13.精神分析の語る恋愛
14.BL世界が意味するもの
15.女という病・男という病
自由記述欄

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