コード DG54-01
系列 系列:西洋史
授業科目 西洋史演習Ⅱ・Ⅲ-4
副題 (アメリカ史)
副専攻
担当者 大森 一輝
単位 4
期・曜時 通年 木3
対象学年 3・4年
特記事項

学習目標
 最新の入門書を読むことでアメリカ史の基本的な流れと特徴を理解し、関連論文を精読することでアメリカ史研究の方法を学ぶ。
授業概要
 前期は、参考文献を読み進めると同時に、そこで取り上げられている研究書・論文から(受講生の興味・関心に即して)いくつかをピックアップして精読する。
 後期は、各自が選んだテーマ(4年生は卒業論文)について、研究発表をする。
テキスト
 参考文献から必要な部分をコピーして配布する。
 その他については、適宜指示する。
参考文献・課題図書
 奥田暁代『アメリカ大統領と南部―合衆国史の光と影』
 (慶應義塾大学出版会、2010年)
受講生への要望
 ゼミとは、相互的な学びの場です。一方的に受け取るだけでなく、自分も積極的な貢献をしようという意欲を持って参加してください。
評価方法
 平常点(出席、議論への参加)、授業中の発表、および学期末のレポートで評価する。
授業計画
1.イントロダクション(ゼミのやり方と目的)
2.ジョン・スミスが描いた社会――ジェイムズタウン植民地とポカホンタス
3.ジョージ・ワシントンが象徴する新国家――農園主、将軍、大統領
4.トマス・ジェファソンの描く国家――独立宣言と農本主義
5.アンドリュー・ジャクソンと南西部――西部開拓、インディアン・ファイター
6.ジェファソン・デイヴィスと南部連合国――奴隷制度をめぐる戦い
7.アンドリュー・ジョンソンと南部再建――共和党急進派、白人復権
8.シオドア・ローズヴェルトとラフ・ライダーズ――領土拡大、白人支配
9.ウッドロー・ウィルソンの書くアメリカ――南部復権とマスメディア
10.フランクリン・デラノ・ローズヴェルトと黒人社会――「どん底」から闘争へ
11.ドワイト・アイゼンハワーと公民権運動――最高裁判決、大統領の介入
12.ジミー・カーターに見る「南部」――農業の衰退と南部の変貌
13.ビル・クリントンの信仰心――南部と宗教と政治
14.日本にとってのアメリカ
15.前期のまとめ
16.テーマの選び方
17.資料の集め方
18.調査の仕方
19.受講生による発表1
20.受講生による発表2
21.受講生による発表3
22.論文の批判的な読み方
23.受講生による発表4
24.受講生による発表5
25.受講生による発表6
26.自分なりの「問い」の立て方
27.受講生による発表7
28.受講生による発表8
29.受講生による発表9
30.1年のまとめ
自由記述欄

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