コード EK30-01
系列 系列:人間関係
授業科目 宗教社会学2
副題 (宗教の「救い」と抑圧)
副専攻 E1
担当者 弓山 達也
単位 2
期・曜時 後期 金4
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 宗教は人を幸福にするとともに、不幸をもたらすこともある。宗教の危険性について熟知するとともに、宗教との健全な関わりを可能にする知識とセンスを養うことを目標とする。
授業概要
 宗教に起因する社会問題を題材に、宗教特有の逸脱・抑圧・暴力性を考える。具体的には祈祷性精神病などの宗教病理、新興宗教、民間の病気治しなどを扱い、1つのテーマごとにリアクションペーパーやグループワークによって受講者の意見を共有する時間を持つので、諸君には「教室にいるだけ」以上の参加を求めることとなる。
テキスト
 使用しない。
参考文献・課題図書
 講義中に指定する。
受講生への要望
 遅刻・早退は認めないが、遅刻しても受講したい学生には、着席場所を指定するばあいがある。問い合わせはメールが便利だが、スパムと間違えないために、必ずタイトルに「聖心」と書き、本文中に氏名を記入すること。アドレスは「弓山達也仮想研究所(http://yumiyama.spinavi.net/)」に記載。
評価方法
 リアクションペーパー、グループワーク、試験をどのような点数配分・基準で実施にするかは、受講者数を見て講義の第1時間目に決める。
授業計画
1.ガイダンス
2.宗教と狂気(1)妄想を共有すること
3.宗教と狂気(2)映像と問題提起
4.宗教と狂気(3)民間伝承に見られる狂気
5.宗教と狂気(4)グループワークと報告
6.教祖の精神鑑定書(1)教祖とは何者か
7.教祖の精神鑑定書(2)教祖の映像と問題提起
8.教祖の精神鑑定書(3)教祖とその時代
9.教祖の精神鑑定書(4)グループワークと報告
10.救済と抑圧(1)「救い」とは何か
11.救済と抑圧(2)映像:病気治しとウソ
12.救済と抑圧(3)映像:スリランカの悪魔祓い
13.救済と抑圧(4)グループワーク
14.グループワーク報告と講評
15.まとめ
自由記述欄

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