2011 syllabus

コード	HA84-01
系列	系列：哲学・思想史
授業科目	哲学・倫理学特講Ⅴ
副題	（自分と異なるものと出会うとは）
副専攻	A3・H1

担当者	佐藤　紀子
単位	2
期・曜時	前期　月3
対象学年	1(B)・2・3・4年
特記事項

学習目標

　哲学・倫理学の重要な概念のひとつである他者について学ぶ。自分と異なるものと出会うとはいかなる出来事か。さまざまな哲学者の学説をとおして幅広く考える。

授業概要

　毎回配布するレジュメにそって、講義形式でおこなう。哲学者のテキストを実際に読み、他者にかかわる哲学的議論を学ぶ。はじめて他の人間に出会った時、人間以外の生命と向き合う時、自分ではないが自分に近い家族を考える時、未来の人間を考える時など、多様な文脈で他者について考える。

テキスト

　講義内で適宜、指示する。

参考文献・課題図書

　講義内で紹介する。

受講生への要望

　積極的に、しかし静粛に授業に参加すること。人数制限をする場合があるため、初回の授業は必ず出席してほしい。

評価方法

　平常点（20％）出席（20％）テスト（60％）で評価する。

授業計画

１．授業概要：他者について考える目的
２．はじめて他の人間に出会ったら1：ホッブズ、ルソー
３．はじめて他の人間に出会ったら2：スピノザ
４．はじめて他の生物に出会ったら1：ダーウィン
５．はじめて他の生物に出会ったら2：カーソン
６．自然と他者について考察
７．フィリアでつながる：アリストテレス
８．見知らぬ人の権利を守る：カント
９．見えない・聞こえない他者の呼びかけに応答する：レヴィナス
10．未来の他者への責任：ヨナス
11．未来の他者への責任：シューマッハー
12．他者性について考察
13．予備日
14．予備日
15．テスト

自由記述欄

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