コード JC36-01
系列 系列:教育学・初等教育学
授業科目 教育方法
副題
副専攻 J1
担当者 所澤 潤
単位 2
期・曜時 後期 月1
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 皆さんを授業づくりに打ち込む教員にすることが目的です。
 授業とは、こんなことができるものなのか、このように創造的で、魅力的なものであるのか、を感じ取って下さい。1学期間の授業を通して授業センスを磨いて行きます。
授業概要
 学ぶこと、教えることについて問い直します。教育方法の古典的な理論から、コンピュータを用いた教育の現状に至るまで、実例に基づき多面的に学びます。学校現場で行われている意欲的な試みを知るとともに、自分ならどのようにしたいかを考える場とします。
テキスト
 なし
参考文献・課題図書
 牛山栄世『学びのゆくえ-授業を拓くこころみから』岩波書店
受講生への要望
 授業中にマイクを向けられたら、わからないと言わずに、自分の考えを即答して下さい。教師は臨機応変の対応が求められる仕事です。
評価方法
 中間レポートとして課題図書の論評を求めます。
 期末試験(又はレポート)は別途に実施します。
 10%程度の出席点を加味します。
授業計画
1.教育方法とは。コミュニケーションのシステム(1):KR
2.コミュニケーションのシステム(2):KR、発問法
3.コミュニケーションのシステム(3):探究的な発問
4.授業技法:初心者と熟達者の違い、及び名人芸
5.素朴概念と授業:塩の溶解、倹約令など
6.直観教授:明治初年、明治末、そして今日の最先端。
7.すぐれた授業から学ぶ(1):緻密な計画とアクシデントの対応
8.ラベリングを用いた授業:人種差別に立ち向かう米国の実践
9.授業におけるリアリティをどのように実現するか
10.国際化する教育現場:日本語を母語としない子どもたちの教育
11.すぐれた授業から学ぶ(2):子どもの気持ちに寄り添った授業
12.モラルジレンマ:命の価値をどう教えるか。
13.教師の内容理解の重要性:隣国を訪問した女子高生の例
14.コンピュータ教育(1):思考の道具としてのコンピュータ
15.コンピュータ教育(2):コンピュータを日常にする
自由記述欄

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