コード CD16-01
授業科目 日本語史概説Ⅱ
副題 (動詞活用の歴史)
副専攻 C1
特記事項
担当者 小柳 智一
単位 2
期・曜時 後期 月3
対象学年 2・3・4年

学習目標
 日本語の動詞活用の歴史を見ることによって、日本語の特徴を把握し、さらに現代日本語に対する理解を深める。また、日本語史を研究するための資料や方法についての基礎的な知識を身につける。
授業概要
 最初に、動詞の活用の仕組みについて解説し、次に、動詞の活用の変遷を古代から近代まで詳しく見ていき、動詞の活用の歴史は閉じておらず現代に大きく影響し、今後も変化し続けると予想されることを述べる。最後に、助動詞の変遷を見て上記の内容を補う。
テキスト
 プリントを配布する。
参考文献・課題図書
 亀井孝他編『日本語の歴史』(平凡社、2006-2008年)
 山口仲美『日本語の歴史』(岩波新書、2006年)
 野村剛史『話し言葉の日本史』(吉川弘文館、2011年)
受講生への要望
 知識を暗記するだけではなく、理解して全体のストーリーの中に位置づけることに留意して下さい。また、不明な点があれば、遠慮せずに質問して下さい。
 なお、出席は初回からとります。
評価方法
 学期末の筆記試験(披見不可)の結果と平常点(出席回数、授業のとりくみ方など)を総合して成績評価を行う。
授業計画
1.導入
2.動詞の活用の仕組み(1)
3.動詞の活用の仕組み(2)
4.活用表形成の歴史
5.上代の動詞の活用(1)
6.上代の動詞の活用(2)
7.中古の動詞の活用
8.中世の動詞の活用(1)
9.中世の動詞の活用(2)
10.近世の動詞の活用(1)
11.近世の動詞の活用(2)
12.動詞の変遷の動向
13.助動詞の変遷(1)
14.助動詞の変遷(2)
15.総括
自由記述欄

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