コード DD12-01
授業科目 中国近代史
副題 (比較史、社会・文化史から見る中国と台湾の近現代史)
副専攻 D2
特記事項
担当者 山本 真
単位 4
期・曜時 通年 金2
対象学年 1(B)・2・3・4年

学習目標
 近現代の中国や台湾における政治・経済・社会・文化変容を比較検討することで、東アジアの近現代史を総合的に理解することを目指す。
授業概要
 近現代における中国と台湾での政治・経済・社会・文化変容を比較しつつ、総合的に考察する。その際、村落や民衆の地平にまで下降し社会や文化の変容を検討する。また対外交流においては基督教や華僑、そして日本の影響についても言及したい。
テキスト
 固定したテキストは使わない。授業ごとにレジュメを配布。
参考文献・課題図書
 石塚迅・中村元哉・山本真『憲政と近現代中国』現代人文社、2010年。村田雄二郎他編『シリーズ20世紀中国史』東京大学出版社、2009年。
受講生への要望
評価方法
 出席と試験の成績
授業計画
1.導入
2.伝統中国の統治、社会構造―1
3.伝統中国の統治、社会構造―2
4.伝統中国の統治、社会構造―3(清代の台湾)
5.清末以降の政治的混乱と外国文化の受容と反発―1
6.清末以降の政治的混乱と外国文化の受容と反発―2
7.清末から民国前期における華南地域社会の変容と華僑―1
8.清末から民国前期における華南地域社会の変容と華僑―2
9.辛亥革命以降における政治・社会の混乱と民衆啓蒙運動―1
10.辛亥革命以降における政治・社会の混乱と民衆啓蒙運動―2
11.日本による植民地統治と台湾の社会・文化変容―1
12.日本による植民地統治と台湾の社会・文化変容―2
13.1920年代、国民党と共産党による社会認識と国民革命
14.1920~30年代、華南農村社会から見た共産党の革命運動―1
15.1920~30年代、華南農村社会から見た共産党の革命運動―2
16.1930年代、国民党政府による国家統合
17.日中戦争の背景―1、日露戦争後の満蒙権益
18.日中戦争の背景―2、満洲事変
19.日中戦争の進展と中国社会の変容
20.第二次世界大戦と台湾民衆
21.戦後、国民党政府による台湾接収と台湾社会
22.第二次大戦後における国共内戦
23.中華人民共和国の成立と共産党政権下の中国社会
24.1950年代、共産党政権による社会主義建設
25.1950年代、国民党政府の台湾への撤退と台湾統治
26.1960年代、中国における文化大革命と社会―1
27.1960年代、中国における文化大革命と社会―2
28.1970~80年代、中国における改革開放と社会
29.1980年代、台湾における民主化
30.まとめ
自由記述欄

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