2012 syllabus

コード	EE21-01
授業科目	家族社会学１
副題	（家族をめぐる理論と現実）
副専攻	A2・E1
特記事項

担当者	米村　千代
単位	2
期・曜時	前期　金4
対象学年	2・3・4年

学習目標

　家族を捉える様々なパースペクティブや概念、理論を学ぶことと、家族に関する変化や現状を把握することを目的とする。

授業概要

　家族に関する基礎概念や学説を理解することと、家族に関する現状を知ること、さらには自身を取り巻く環境や社会について解釈し考える力を養う。

テキスト

　指定しない。授業内に適宜参考文献を指示する。

参考文献・課題図書

　授業の最初に指示する。

受講生への要望

　講義が中心となるが、リアクションペーパー等で、積極的に授業に切り込んでほしい。自分なりの問題意識をもって受講してもらいたい。なお、人間関係専攻2年次生は必修である。

評価方法

　小レポート、期末試験で評価する。

授業計画

１．家族を研究するとは
２．家族を見る視点の変遷（１）
　　家族の一般理論
３．家族を見る視点の変遷（２）
　　構造機能主義・インセストタブー
４．家族をみる視点の変遷（３）
　　子どもの社会化
５．家族の変動理論（１）
　　発達理論・ライフコース研究
６．家族の変動理論（２）
　　近代家族論・家族史・ジェンダー論
７．家族の変動理論（３）
　　FI(family　identity)・主観的家族論
８．家族の変化と現在
　　家と家族の歴史社会学（１）近世から近代
９．家族の変化と現在
　　家と家族の歴史社会学（２）近代
10．家族の変化と現在
　　家と家族の歴史社会学（３）現代
11．階層の再生産
12．子ども・就労
13．ケアと家族
14．家族であることの困難
15．まとめ：家族の現在とこれから

自由記述欄

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