コード EE33-01
授業科目 職業社会学2
副題
副専攻 A2・E1
特記事項
担当者 江頭 説子
単位 2
期・曜時 前期 金2
対象学年 1(B)・2・3・4年

学習目標
 「働くこと」のなかに埋め込まれている格差について「ジェンダー(社会的・文化的に規定された男性性・女性性)」の視点から考察する。働くことにおける男女の役割の違いや、得られるものの違いが、男女の生物学的違いから必然的に決定されたものではなく、社会・文化的に形成されたものであることを理解する。
授業概要
①ジェンダーの概念について理解する。
②ジェンダーを取り巻く現実への認識を深め、近代社会の「あたりまえ」をジェンダーの視点から考える。
③具体的には働くことにおいて、どのように男女で基準や役割が異なっているか、その結果、収入・威信・持っている力にどのような格差が生じているかについて理解する。
テキスト
 授業中に随時、指示・紹介する。
参考文献・課題図書
 授業中に随時、指示・紹介する。
受講生への要望
 学んだことを、ただ「知識」としてとらえるのではなく、学んだことをもとに、自らをとりまく社会の状況について考えて欲しい。
評価方法
 平常点(出席、毎回記述するリアクション・ペーパー)、年度末のレポートによって評価する。
授業計画
1.オリエンテーションⅠ「仕事、会社とは?」
2.オリエンテーションⅡ「ジェンダーとは?」
3.役割とジェンダー
4.職場とジェンダー
5.働くことについて考える
6.性別役割分業の歴史と現在
7.女性の働く現状
8.非正規雇用で働くということ
9.パートタイムで働くということ
10.NPOで働くということ
11.女性のキャリア形成について考える
12.女子学生とキャリアデザイン
13.職業キャリアからライフキャリアへ
14.ワークライフバランスについて考える
15.まとめ
自由記述欄

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