コード GC12-01
授業科目 政治学概論[含国際政治]1
副題
副専攻 A1・G1
特記事項
担当者 関場 誓子
単位 4
期・曜時 通年 月3
対象学年 1(B)・2・3・4年

学習目標
 内外の政治の動向を、机上の空論ではなく、現実的な視点で見つめ、考える力を養う。
授業概要
 日本を取り巻く国際環境は歴史的な地殻変動の最中にある。かつて、”Japan As Number One”と言われた日本が政治的にも経済的にも低迷している中で、、BRICsと呼称される新興国の台頭は目覚ましく、またイスラム諸国の情勢も刻々と変化している。加えて2012年には、アメリカを始めとする主要国で指導者選出の選挙が行われる。この授業では、激動する内外情勢を視野に入れながら国際政治理論の変遷を追い、そうすることで国内政治と対外政策の相互作用や国家間の利害の衝突等、様々な要素が複雑に絡み合う現代世界を読み解く手がかりを模索する。
テキスト
 授業中にレジュメを配布する。
参考文献・課題図書
 授業中に指示する。
受講生への要望
 新聞や雑誌の政治欄に目を通す習慣をつけてほしい。
評価方法
 前期と後期それぞれの期末に記述式のテストを行う。授業への積極的な取組等、授業態度も評価の対象とする。
授業計画
1.序論:国際政治とは
2.学問分野としての国際政治学の登場(1920年代)
3.理想主義(ユ-トピアニズム)の興隆とその時代(1920年代)
4.理想主義(ユ-トピアニズム)の凋落(1930年代)
5.現実主義(リアリズム)の台頭(1):シューマン、スパイクマン、EHカー(1930年代)
6.現実主義(リアリズム)の台頭(2):モーゲンソー(1940、50年代)
7.行動科学の登場(1960年代)
8.行動科学の限界(1970年代)
9.国際秩序論に向かう時代ー世界システム論ほか(1970年代前半を中心に)
10.新現実主義(neorealism)(1970年代後半~)
11.国際的相互依存論(1970年代後半-90年代)
12.国際レジーム論(1970年代後半-90年代)
13.ポスト現実主義(1)(1970年代後半-90年代)
14.ポスト現実主義(2)(1970年代後半-90年代)
15.ポスト現実主義(3)(1970年代後半-90年代)
16.21世紀の国際政治理論(2000年-現在)(1).デモクラティック・ピース(民主的平和)論
17.21世紀の国際政治理論(2000年-現在)(2)グローバル・ガバナンス論(21世紀の国際秩序の模索)
18.21世紀の国際政治理論(2000年-現在)(3)帝国論
19.現代国際政治の課題(1)
20.現代国際政治の課題(2)
21.現代国際政治の課題(3)
22.現代国際政治の課題(4)
23.現代国際政治の課題(5)
24.日本の政治・外交課題(1)
25.日本の政治・外交課題(2)
26.日本の政治・外交課題(3)
27.日本の政治・外交課題(4)
28.日本の政治・外交課題(5)
29.まとめ
30.まとめ
自由記述欄

Copyrights 2012 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.

■BACK ■検索システムへ ■TOPへ