コード HC43-01
授業科目 美学・芸術学演習Ⅱ
副題 (アランの芸術論)
副専攻 H1
特記事項
担当者 上石 学
単位 4
期・曜時 通年 月4
対象学年 2・3・4年

学習目標
 諸芸術と人間存在との関わりを哲学的に考察する方法を学び、両者の理解を深める。
授業概要
 フランスの思想家アラン(1868-1951)の著作『芸術の体系』(1926)を講読する。アランの取り上げる芸術の諸ジャンル(ダンス、装飾、詩、雄弁、音楽、演劇、建築、彫刻、絵画、デッサン、散文)を検討しつつ、想像力と身体や情念との関係を考察する。毎回担当者を決めて、内容の要約・解説、各種調査の結果を発表してもらう。発表後のディスカッションを通して、哲学的・美学的な議論に慣れるとともに、自ら問題を発見していくための訓練を行う。
テキスト
 アラン『芸術の体系』長谷川宏訳、光文社古典新訳文庫、2008年
参考文献・課題図書
 アラン『諸芸術の体系』桑原武夫訳、岩波書店、1978年
 アラン『芸術についての二十講』安藤元雄訳(アラン著作集5)、白水社、1997年
受講生への要望
 芸術的な活動にかんする興味を高めること。授業中、発表・質問を通して積極的に参加すること。
評価方法
 課題への取り組み方・授業への貢献度ならびに出席によって評価する。
授業計画
1.ガイダンス、アランの思想と著作
2.第1章「創造的想像力」 講読・発表・ディスカッション(1)
3.第1章「創造的想像力」 講読・発表・ディスカッション(2)
4.第2章「ダンスと装飾」 講読・発表・ディスカッション(1)
5.第2章「ダンスと装飾」 講読・発表・ディスカッション(2)
6.第2章「ダンスと装飾」 講読・発表・ディスカッション(3)
7.第3章「詩と雄弁」 講読・発表・ディスカッション(1)
8.第3章「詩と雄弁」 講読・発表・ディスカッション(2)
9.第3章「詩と雄弁」 講読・発表・ディスカッション(3)
10.第4章「音楽」 講読・発表・ディスカッション(1)
11.第4章「音楽」 講読・発表・ディスカッション(2)
12.第4章「音楽」 講読・発表・ディスカッション(3)
13.第5章「演劇」 講読・発表・ディスカッション(1)
14.第5章「演劇」 講読・発表・ディスカッション(2)
15.第5章「演劇」 講読・発表・ディスカッション(3)
16.第6章「建築」 講読・発表・ディスカッション(1)
17.第6章「建築」 講読・発表・ディスカッション(2)
18.第6章「建築」 講読・発表・ディスカッション(3)
19.第7章「彫刻」 講読・発表・ディスカッション(1)
20.第7章「彫刻」 講読・発表・ディスカッション(2)
21.第7章「彫刻」 講読・発表・ディスカッション(3)
22.第8章「絵画」 講読・発表・ディスカッション(1)
23.第8章「絵画」 講読・発表・ディスカッション(2)
24.第8章「絵画」 講読・発表・ディスカッション(3)
25.第9章「デッサン」 講読・発表・ディスカッション(1)
26.第9章「デッサン」 講読・発表・ディスカッション(2)
27.第9章「デッサン」 講読・発表・ディスカッション(3)
28.第10章「散文」 講読・発表・ディスカッション(1)
29.第10章「散文」 講読・発表・ディスカッション(2)
30.第10章「散文」 講読・発表・ディスカッション(3)
自由記述欄

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