コード JH65-01
授業科目 教育学演習2-13
副題 (持続可能な教育社会をつくる)
副専攻 J1
特記事項
担当者 永田 佳之
単位 2
期・曜時 後期 火2
対象学年 3年

学習目標
 新学習指導要領で「持続可能な社会」という概念が取り上げられているように、持続可能性(サスティナビリティ)は新たな教育課題として注目されている。本授業では、フィールドワークを通して体験的に学んだことを知識体系として構造化することを目指す。
授業概要
 「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」が国連総会で採択され、2005年からの10年間、各国で様々な活動が展開されている。講義ではESDをめぐる内外の動向を紹介し、ローカルな課題からグローバルな課題まで吟味する。授業の一環として、ローカル(聖心女子大学周辺地域等)のサスティナビリティもしくは多文化共生に関するフィールドワークにも取り組む。
テキスト
 吉本哲郎『地元学をはじめよう』(岩波ジュニア新書)
参考文献・課題図書
 宮崎駿(監)「もののけ姫」(DVD)
受講生への要望
 講義の時間帯以外にもフィールドワークを実施する予定であるので、積極的かつコンスタントな参加が求められる。なお、初回の講義が始まる前に上記「テキスト」を読んでおくこと。
評価方法
 原則として、講義とフィールドワークへの参加および発表とレポートをもって判定する。
授業計画
1.オリエンテーション
2.現代社会とサスティナビリティ(多文化共生)
3.今なぜESDなのか(歴史的位置付け)
4.事例の検討1(国内)
5.事例の検討2(海外)
6.教育研究における量的調査と質的調査
7.フィールドワークの技法
8.フィールドワークの実践1
9.フィールドワークの実践2
10.フィールドワークの実践3
11.フィールドワークの調査結果の分析1
12.フィールドワークの調査結果の分析2
13.調査結果の共有
14.調査結果の共有
15.まとめ
自由記述欄

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