コード TF14-01
授業科目 家族・社会システム研究特論Ⅳ
副題 (家族社会学研究の今日的課題)
副専攻 A2
特記事項
担当者 藤崎 宏子
単位 2
期・曜時 後期 木2
対象学年 学部4年生も可

学習目標
 家族を社会学的に研究するとは、どのようなことを意味するのか。内外の文献講読を通して、家族研究の学際的広がりと、社会学的視点の独自性を意識しつつ、今後の研究の方向性を探る。
授業概要
 近年、「家族社会学」と呼ばれる研究領域の自明性やアイデンティティが問われている。それは、連字符社会学の他領域で「家族」をキーワードとする研究が隆盛であることや、社会学の隣接学問において独自の理論や方法論をもって家族研究がなされるようになった現象、さらには「家族的なるもの」それ自体を問い直す研究の中にみてとることができる。本演習では、文献講読とこれに基づく討議を通して、家族を社会学的に研究するとはどのようなことなのかをともに考えたい。
テキスト
 開講時に指示する。
参考文献・課題図書
 講義期間中に、必要に応じて指示する。
受講生への要望
 共通テキストは必ず読んでくること。質問や意見表明を通して、積極的に演習に参加すること。
評価方法
 テキスト内容の報告や討議への参加状況、学期末に提出するレポートなどによる総合評価。
授業計画
1.演習の進め方に関するガイダンス
2.アメリカ社会学の影響のもとで成立した戦後日本の家族社会学(1)
3.アメリカ社会学の影響のもとで成立した戦後日本の家族社会学(2)
4.アメリカ社会学の影響のもとで成立した戦後日本の家族社会学(3)
5.フェミニズム論・近代家家族論からのインパクト(1)
6.フェミニズム論・近代家家族論からのインパクト(2)
7.フェミニズム論・近代家家族論からのインパクト(3)
8.家族社会学のパラダイム転換(1)
9.家族社会学のパラダイム転換(2)
10.家族社会学のパラダイム転換(3)
11.構築主義的家族研究とは(1)
12.構築主義的家族研究とは(2)
13.構築主義的家族研究とは(3)
14.家族の多様化・個人化をめぐる議論
15.総括討論
自由記述欄
 

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