コード WC32-01
授業科目 心理療法特論Ⅲ
副題 (子どもの心理臨床)
副専攻
特記事項
担当者 三木 陽子
単位 2
期・曜時 後期 水4
対象学年 院生のみ

学習目標
 現代社会における子どもの諸問題について心理学的な知識を学び、臨床心理学的支援の実践について多角的な視点を修得する。
授業概要
 まずは、子どもの心理臨床において考慮すべき症状や問題について学ぶ。子どもたちが抱える、あるいは、取り巻く問題に関する文献や資料のレポートをしてもらう。現代社会における子どもの状況や親にとっての子どもの意味といった観点からも考察を深める。その上で、実際の心理臨床的支援について事例を交え紹介していく。子どもたちと出会う様々な臨床現場における支援の実際について話をし、各種の心理療法についてその考え方や方法を学ぶ。
テキスト
 特に指定はない。随時資料を配布する。
参考文献・課題図書
 永井撤(2005)子どもの心理臨床入門 金子書房
宮本信也・田中康雄(編)(2008)発達障害とその周辺の問題 中山書店
受講生への要望
 問題意識を持ちながら積極的な参加を期待する。
評価方法
 授業参加態度とレポートにより評価する。
授業計画
1.オリエンテーション‐子どもの問題と心理臨床
2.子どもの心理的問題1(子どもの心身症、精神疾患)
3.子どもの心理的問題2(発達障害)
4.子どもの心理的問題3(不登校、いじめ)
5.子どもの心理的問題4(児童虐待と愛着障害)
6.子どもの心理的問題5(現代社会における子どもの位置づけ)
7.臨床の実際1(遊戯療法1)
8.臨床の実際2(遊戯療法2)
9.臨床の実際3(芸術療法)
10.臨床の実際4(行動療法)
11.臨床の実際5(家族療法)
12.臨床の実際6(療育)
13.臨床の実際7(治療教育)
14.臨床実践の場(病院臨床、学校臨床、福祉施設、子育て支援)
15.まとめ
自由記述欄
 

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