コード AT32-01
授業科目 ジェンダー学5-1
副題 (国際社会におけるジェンダーの課題ーーー女性の健康を中心としてーーー)
副専攻 A2・A3
特記事項
担当者 池上 清子
単位 2
期・曜時 前期 集中
対象学年 1(A)・2・3・4年

学習目標
 ジェンダーが持つ社会的な意義を理解し、さらに開発分野におけるジェンダーの横断的な視点を養う。
授業概要
 ジェンダーを概観して、ミレニアム開発目標(MDGs)がどのようにジェンダーをとらえているのかを中心に、開発と女性の健康を考える。特に、ロールプレイや討論を多く取り入れた参加型の授業となるので、自分の意見を持つ"critical thinking"のトレーニングとなる。授業では、5人が一グループで一つのテーマ・トピックに取り組み、一人5分づつの発表をしてもらうことになるので、コースが終わるまでに全員が発表をすることになる。登録確定後に、どのテーマで、いつなのかを連絡する。
テキスト
 世界人口白書(国連人口基金)、英文・和文、1995-2012年版。和文は要約がwww.unfpa.or.jpで、また、英文は全文がwww.unfpa.orgでダウンロード可能。
参考文献・課題図書
 参考文献として。①村松安子、『「ジェンダーと開発」論の形成と展開―経済学のジェンダー化への試み』 未来社 ②友松篤信、桂井宏一郎編著、『実践ガイド 国際協力論』、古今書院
受講生への要望
 毎回の出席と、積極的な授業参加。研究室から報告担当リストが掲示されるので注意をしていてください。
評価方法
 出席(50%)および発表、討論での発言とその内容(50%)
授業計画
1.ジェンダーとは(社会、法律、労働、教育、保健などの視点から)
2.ミレニアム開発目標(MDGs)(5人)
3.女性の健康(リプロダクティブ・ヘルス)(5人)
4.グループ討議と発表(Life Lineをみてから討議)
5.カイロ会議の20年後の現状と課題(5人)
6.思春期保健とジェンダー(5人)
7.ロールプレイ(女性の選択と男性の責任)
8.中間点での感想文作成と発表(5人)
9.母子保健(5人)
10.FGMとFistula(5人)
11.ロールプレイと発表、討議(アフリカの事例)
12.HIV/エイズとジェンダー(5人)
13.日本はなぜ、少子化なのか。討論(5人)
14.国連機関と調整の課題(UN Women)(5人)
15.まとめ、コース内容全体に関する質疑応答
自由記述欄
 

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