コード CB72-01
授業科目 近代文学研究Ⅱ
副題 (レトリックで読む文学)
副専攻 C1
特記事項
担当者 大塚 美保
単位 2
期・曜時 後期 火2
対象学年 2・3・4年

学習目標
 レトリックの知識を「比喩」を中心に学び、演習・卒業論文等における文学作品の読解に役立てる。
 また、日常生活や一般社会で用いられているレトリックに注目することで、学生達をとりまく現実と教室を接続したい。
授業概要
 レトリック(言語表現に特別な効果を発揮させるテクニック)のうち、比喩(物事を別の物事でたとえること)を中心に学ぶ。文学作品を読解する力はもちろん、宣伝・広告など社会に影響力をもつ言葉への理解が深まるはず。
 主として講義形式で進める。
テキスト
 とくに指定せず、プリントを配布する。
参考文献・課題図書
 佐藤信夫『レトリック感覚』『レトリック認識』いずれも講談社学術文庫
受講生への要望
 知識積み上げ型の授業なので、欠席や遅刻が重なると後続部分の理解が困難になる恐れがある。注意してほしい。
評価方法
 期末筆記試験、課題提出(学期半ばに1回)、出席、平常点(授業内提出物など)による。
授業計画
1.ガイダンスと導入授業
2.比喩とその種類
3.比喩①(直喩)
4.比喩②(隠喩)
5.《応用編》直喩と隠喩で読む文学 
6.比喩③(提喩)
7.比喩④(喚喩)
8.比喩⑤(諷喩)
9.《応用編》提喩・喚喩・諷喩で読む文学
10.《学生参加ワークショップ》比喩を集めるローラー大作戦
11.象徴
12.対義結合
13.逆説
14.《応用編》象徴・対義結合・逆説で読む文学
15.練習問題(比喩の種類を見分ける)、半期のまとめ
自由記述欄
 

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