コード DF61-01
授業科目 ロシア文化史
副題
副専攻 D3・D4
特記事項
担当者 巽 由樹子
単位 4
期・曜時 通年 金4
対象学年 1(B)・2・3・4年

学習目標
 私たちがロシアについて日頃得られる情報はあまり多くありません。この授業では一年をかけて、この国の歴史と文化を近代を中心に学び、現代ロシア事情の理解にも必要な歴史的知識を身につけることを目標とします。
授業概要
 18世紀初頭-20世紀初頭のロシア帝国の国家、社会、宗教、民族の状況を紹介し、この国が自身を「ヨーロッパか、アジアか」と問いながら近代化していった過程を学びます。
テキスト
 マルク・ラエフ『ロシア史を読む』名古屋大学出版会、2001年.
和田春樹編『新版世界各国史 ロシア史』山川出版社、2002年.
参考文献・課題図書
 授業中に適宜指示します。
受講生への要望
 授業内では、文学作品や演劇・バレエ作品、映画作品なども紹介しますので、それらを自分で積極的に鑑賞してください。
評価方法
 夏学期末のブック・レポートと、冬学期末のレポートで評価します。
授業計画
1.イントロダクション
2.モスクワ大公国
3.ピョートル大帝の西欧化
4.女帝エカチェリーナと啓蒙専制
5.金の時代
6.西欧派・スラヴ派
7.ロシア正教(1)
8.ロシア正教(2)
9.ロシアのイスラーム(1)
10.ロシアのイスラーム(2)
11.フィンランド
12.ポーランドとウクライナ
13.シベリア
14.「鉄の皇帝」ニコライ一世
15.前期のまとめ
16.19世紀半ばの世界
17.「大改革」(1)
18.「大改革」(2)
19.「反改革」
20.チェーホフの時代
21.ロシア民話
22.近代ロシアの絵画と音楽
23.カザンとイスラーム近代化
24.ヴラジヴォストクと極東進出
25.オデッサと国際商業
26.1905年革命
27.銀の時代
28.第一次世界大戦と二月革命
29.十月革命
30.後期のまとめ
自由記述欄
 

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