コード LG12-01
授業科目 臨床心理学特講1
副題 (神経心理学からみた心と脳)
副専攻 L1
特記事項
担当者 柴崎 光世
単位 2
期・曜時 後期 火4
対象学年 2・3・4年

学習目標
1)神経心理学の基本的な考え方を理解する
2)相貌失認を手がかりとして顔の認知を支える神経過程を理解する
3)地誌的失見当を手がかりとしてwayfinding行動を支える神経過程を理解する
授業概要
 神経心理学は,脳損傷者の示す多彩な高次脳機能障害を手がかりとして,心と脳の関連性について検討する心理学の一領域である.本講義では,顔の視覚的認知が選択的に障害される相貌失認と,wayfinding行動の選択的障害である地誌的失見当の話題を中心に取りあげながら,私たちの心的機能の実現を支える神経過程について神経心理学的に検討を試みる.
テキスト
 教科書は使用しません.
参考文献・課題図書
 朝倉心理学講座4 脳神経心理学 利島 保(編) 朝倉書店
受講生への要望
 本シラバス内に示した参考図書以外にも授業中に扱ったテーマと関連した参考図書・文献を適宜紹介する予定です.関心をもったテーマがあれば,こうした情報を利用しつつ,積極的に理解を深めてください.必ず,初回授業に出席して下さい.
評価方法
 出席状況と授業中に実施する小テストによって評価します.
授業計画
1.オリエンテーション
2.神経心理学の基礎
3.視覚の高次脳機能障害
4.顔と心
5.相貌失認1
6.相貌失認2
7.相貌失認3
8.顔の認知を支える神経過程
9.環境と心
10.wayfinding行動
11.地誌的失見当1
12.地誌的失見当2
13.地誌的失見当3
14.wayfinding行動を支える神経過程
15.まとめ
自由記述欄
 

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