コード MD12-01
授業科目 3年英米文学演習3-2
副題 (電子メディアを活用したショートストーリーの研究)
副専攻 M2
特記事項
担当者 扶瀬 幹生
単位 2
期・曜時 後期 木3
対象学年 3年

学習目標
 私のゼミでは特に作家・地域・ジャンルを限定せず、ゼミ生がそれぞれの興味に応じて、広い意味での文学に関する自分の研究プロジェクトを打ち立て、自分の責任で研究を確実に遂行し、その成果を発表するための技能を身につけてもらうことを第1の狙いとします。また、そのために様々な形で電子メディアの有効な活用を試みるというのを第2の狙いとします。
授業概要
 アメリカの文芸誌New Yorkerに掲載されたショートストーリーの朗読音声を活用して、活字によらず耳を通してストーリーを聴くという体験を深め、またその体験を電子メディアを有効活用していろいろな形で表現し、理解を深めます。
・朗読で聞いたストーリーについて、まず概要を把握したうえで自分の朗読音声クリップ入りのサマリーをPowerPointのスライドショーとして作成し、次に自分のお気に入りの場面について原作に忠実な(あるいは斬新に作り変えた)3Dアニメーション作品を制作します。
・最後に研究成果について英語の文章でレポートをまとめてもらうことで、将来の卒論執筆にむけての訓練の一環とします。
テキスト
 特に指定しません
参考文献・課題図書
New Yorker: Fiction (現代作家の選んだショートストーリーの朗読とディスカッションの番組。パソコンのpodcastやiOS, Androidのアプリで聴けます)
・LIBRIVOX.ORG(無料)
・AUDIBLE.COM(有料)
受講生への要望
 授業計画には記していませんが、録音音声付PowerPointや3Dアニメの作り方の技術も並行して学習します。技術面で英語文化論[文学と電子メディア]1や2で教える内容と重なるところもありますが、そちらを取ることが義務ではありません。

1GB程度のUSBメモリを各自用意してください
評価方法
 出席、課題への取り組み姿勢、学期末レポート
授業計画
1.サンプル研究: Benedict Kiely, Bluebell Meadow: (1)朗読の聴き方、朗読の仕方
2.同: (2)ストーリーの構成についての考察
3.同: (3)登場人物についての考察
4.同: (4)主要な出来事についての考察
5.同: (5)気になる引用や象徴についての考察
6.同: (6)朗読音声引用付サマリー作成
7.同: (7)3Dアニメ翻案作成
8.同: (8)作品の上映と講評
9.個人プロジェクト: (1)作品の選定
10.個人プロジェクト: (2)研究と朗読音声引用付サマリー作成
11.個人プロジェクト: (3)同上
12.個人プロジェクト: (4)3Dアニメ翻案作成
13.個人プロジェクト: (5)同上
14.個人プロジェクト: (6)作品の上映と講評
15.学期末レポートの事前チェック
自由記述欄
 

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