■秋の栄誉 − 本学関係者三人が授与される

 11月3日・文化の日、今年度の文化勲章の授与式が皇居で行われました。
 天皇陛下から、本学第1回卒業生で国際協力機構理事長・前国連難民高等弁務官の緒方貞子さんに文化勲章が手渡されました。

写真提供 UNHCR

 緒方さんは、国際政治学者として社会的活動に裏付けされた多数の論文を発表し、1991年から2000年までの10年間にわたり、国連難民高等弁務官を務め、国連の難民行政の最高責任者として難民の救済に尽力しました。国際貢献を対象として文化勲章が贈られたのは初めてでした。



 また、同時に文化功労者の表彰があり、本学第4回卒業生の作家曽野綾子さん(本名 三浦知寿子)と、本学元教授・岩田靖夫先生(1996年4月〜2001年3月まで本学哲学科教授)のお二人にその栄誉が贈られました。


 作家の曽野さんには、世界各地を舞台に、一貫して人間の欲望や倫理といったテーマを、その奥に信仰を秘めて描いた作品が多くあります。
 昭和29年本学卒業後、発表した「遠来の客たち」が作家としての出発点になりました。
 最近の主な著作としては、「狂王ヘロデ」「魂の自由人」「なぜ人は恐ろしいことをするのか」「今日をありがとう」「生活のただ中の神」他多数。
 現在毎日新聞に小説「哀歌」を連載中。



 岩田先生はアリストテレスやソクラテス、プラトンの哲学を研究し、その成果を分かりやすい日本語で表現した著作が数々あります。