加藤 和哉 哲学科 教授
研究テーマ 西洋13世紀における神学の成立とアリストテレスを中心とした哲学受容の関係、トマス・アクィナスの倫理思想、現代社会や科学技術に関する倫理学的諸問題(医療倫理、生命倫理、環境倫理等)
著書 『哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世 信仰と知の調和』(共著)中央公論新社
『教養の源泉をたずねて』(共著)創文社
『トマス・アクィナスの倫理思想』(共著)創文社
『自然法における存在と当為』(共著)創文社

加藤先生のおすすめ

「てつがくのライオン」(詩集『てつがくのライオン』より)

「宿題」(詩集『二十億光年の孤独』より)
著者:谷川俊太郎
翻訳:川村和夫
   W.I.エリオット
出版社:集英社

神様は目に見えない存在だから、人は祈るときに目をつぶります。でも、ヨーロッパの神学者たちは目を見開いて神の問題を考え出した。「宿題」は、ぴったりそのままなので、研究室に座右の銘として掲げている詩です。

「てつがくのライオン」(詩集『てつがくのライオン』より)

「てつがくのライオン」(詩集『てつがくのライオン』より)
著者:工藤直子・詩 佐野洋子・絵
出版社:理論社

「とても美しくて、とても立派(りっぱ)」な哲学のすがたを教えてくれるお気に入りの作品です。哲学には姿勢が大切だということがよく分かります。