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コード 0221
系列 日本文学
授業科目 近代文学演習II
副題 書を携えて、街へ出よう!!
担当者 川津 誠
期間・単位 通年4
曜日・時間 水4
対象学年 2・3・4
特記事項 再履修可、専攻生のみ受講可

授業概要
 「読む」こと。いつの間にか個人的になったこの行為を、如何にして書斎空間から解放できるだろうか。読むこと、調べること、語ること、語り合うこと。それを楽しんだその後で、文学作品をめぐる思考を現実空間に溶け出させていくこと、を目指してみることはできないか。街へ出る方法を考えてみないか。
課題・評価
 評価は、発表と、演習への参加態度による。出席し、発言して、なんぼ。
テキスト
 参加者と討議の上、決定する。
参考文献
 各自捜す。
受講生への要望
月1度は、土曜日を使うことになります。土曜日はちょっと…という人は参加を見合わせて下さい。

授業計画
1 文学を読むことについて
2 発表順、作品決定。
3 受講者による発表。
受講者による発表は、基本的に複数で作品を担当することになります。
1~3回の範囲で、発表を行い、最後は、発表者が作成したガイド、資料に従って、実際の作品空間を歩くために街へ出る…これが、土曜日になる予定。
このようにして、発表が終わることになります。
三島由紀夫「橋づくし」。川端康成「浅草紅団」。永井荷風「墨東綺譚」。
村上龍「限りなく透明に近いブルー」。太宰治「斜陽」。等々が考えられます。


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