授業概要 |
「読む」こと。いつの間にか個人的になったこの行為を、如何にして書斎空間から解放できるだろうか。読むこと、調べること、語ること、語り合うこと。それを楽しんだその後で、文学作品をめぐる思考を現実空間に溶け出させていくこと、を目指してみることはできないか。街へ出る方法を考えてみないか。 |
課題・評価 |
評価は、発表と、演習への参加態度による。出席し、発言して、なんぼ。 |
テキスト |
参加者と討議の上、決定する。 |
参考文献 |
各自捜す。 |
受講生への要望 |
月1度は、土曜日を使うことになります。土曜日はちょっと…という人は参加を見合わせて下さい。 |
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授業計画 |
1 文学を読むことについて 2 発表順、作品決定。 3 受講者による発表。 受講者による発表は、基本的に複数で作品を担当することになります。 1~3回の範囲で、発表を行い、最後は、発表者が作成したガイド、資料に従って、実際の作品空間を歩くために街へ出る…これが、土曜日になる予定。 このようにして、発表が終わることになります。 三島由紀夫「橋づくし」。川端康成「浅草紅団」。永井荷風「墨東綺譚」。 村上龍「限りなく透明に近いブルー」。太宰治「斜陽」。等々が考えられます。 |
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