授業概要 |
文献(文字で記録された言語情報の集積体)をコンピュータを使用して加工する具体的な「技術」を学ぶことを授業の内容とする。文献を普通に読むだけでは得られない情報を、文献から引き出す技術を、実習によって習得する。 文献を情報として扱う「見地」の養成と、情報処理に関る基礎の形成を目標とする。 |
課題・評価 |
提出物と小レポートによる。 また、実習形式のため、授業への参加状況を加味する。 |
テキスト |
特に使用しない。 プリント配布。 |
参考文献 |
『言語情報処理入門』(岩波書店) 『電脳国文学』(好文出版) |
受講生への要望 |
コンピュータに関する知識は必要としないが、キーボード入力はできる(ようになる)ことが望ましい。また、共同作業が多いので、ちゃんと出席すること。 |
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授業計画 |
[講義] (1)「情報」とは何か? 言語情報・文字情報・電子化情報の基礎知識習得。 (2)「情報処理」とは何か? 情報を処理する価値を考え、情報を分析・加工・集積・検索する意義を学ぶ。 (3)「情報処理」と「コンピュータ」 コンピュータを利用して、情報を処理する価値を学ぶ。 また、情報をコンピュータ上で扱う技術を知る。 (4)「文献情報処理」とは何か? 「文献」とは何か、その情報としての特質を学ぶ。 また、文献情報をコンピュータ上で扱う技術を知る。
[実習] (5)文献情報の電子化 (6)文献情報の加工 (7)文献情報のデータペース化 具体的な文献をとりあげ、情報処理を実践する。 ソフトウェアは、市販のエディタ、ワードプロセッサ、およびデータベースソフトを利用する。 (プログラミングは行わない) |
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