.

コード 0645
系列 心理学
授業科目 心理学研究法1
副題 心理テストの理論と実際
担当者 大六 一志
期間・単位 前期2
曜日・時間 水1
対象学年 2・3・4
特記事項 再履修不可、他専攻生も受講可

授業概要
 知能検査、性格検査などの人格検査について解説する。まず、検査のねらいと、それに応じた一般的な検査の作り方を説明する。また、現在実際に使用されている検査をとりあげ、その臨床場面における活用の仕方を述べる。さらに、検査が引き起こす様々な問題や、今後期待される研究について解説する。
課題・評価
 (1)期末試験、(2)小テスト2〜3回(随時)
テキスト
 なし
参考文献
 大村政男ほか著「心理検査の理論と実際」駿河台出版社
 松原達哉編著「最新心理テスト法入門」日本文化科学社
受講生への要望
 テストの話をするにあたっては統計は避けて通れないので、どうしても数式がつきものであるが、これに怯えることなく、数式の背後にある意図を理解してほしい。

授業計画
第1回 導入:個人差の測定―自分は"ふつう"なのだろうか?
第2回 古典的テスト理論による基本的な検査の作り方
第3回 実際に使用されている知能検査の紹介
第4回 知能アセスメントの実際:検査結果の解釈、臨床の進め方
第5回 知能アセスメントの諸問題
第6回 質問紙法性格検査
第7回 テストの信頼性と妥当性
第8回 投影法性格検査実習(集団ロールシャッハ法式)
第9回 投影法性格検査・作業検査法性格検査
第10回 性格検査と臨床
第11回 予備日(理解が思わしくない箇所の補習)
第12回 同上


.