授業概要 |
コミュニティ心理学は臨床心理学の領域と環境心理学の領域にまたがっている。まず、臨床心理学の臨床心理学的地域援助としてのコミュニティ・アプローチの問題を取り上げ、その後で環境心理学的問題としての生活環境とストレスの問題に触れることにする。 コミュニティ心理学は人と環境の適合性を求めて、個人だけではなく環境にも働きかけコミュニティの実際問題の解決を図ることを目指している領域です。 |
課題・評価 |
試験を行なう。その際、教科書、直筆ノート持ちこみ可。 |
テキスト |
山本和郎『コミュニティ心理学―地域臨床の理論と実践―』東京大学出版会 |
参考文献 |
山本和郎・原裕視・箕口雅博・久田満編『臨床・コミュニティ心理学』ミネルヴァ書房 山本和郎編『生活環境とストレス』垣内出版 |
受講生への要望 |
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授業計画 |
1.コミュニティ心理学の発想 2.危機理論と危機介入 3.危機介入の事例 4.コンサルテーションの理論と実際 5.コンサルテーションの事例 6.ソーシャルサポートとは何か 7.ソーシャルサポートの実際 8.生活環境と生活システム 9.生活ストレスと対処行動 10.近隣騒音の問題 11.人工密集の問題 12.道路騒音の問題 13.住環境の問題 |
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