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系列 キリスト教学
授業科目 キリスト教学特講III
副題 イギリス哲学とキリスト教
担当者 大久保 正健
期間・単位 通年 4
曜日・時間 木4
対象学年 2・3・4
特記事項 再履修可、他専攻生も受講可、全学共通科目「キリスト教学II」としても受講可

授業概要
 イギリス哲学とキリスト教というテーマで講義をする。1534年のいわゆる「上からの宗教改革」によって、英国はプロテスタントの国になった。以後、イギリスに近代哲学は、常に、キリスト教を意識し、キリスト教との関係のなかで展開された。授業では、その過程を紹介する。
課題・評価
 平常点(出席・ノート)とレポートによって評価する。
テキスト
 『イギリス思想の流れ』(北樹出版)
参考文献
 重要な文献は、講義の中で紹介する。
受講生への要望
 ノートをしっかりとること。質問があれば、積極的に提出すること。

授業計画
1.序論:ヘレニズムとヘブライズム
2.ローマ帝国とキリスト教
3.中世の神学と哲学
4.ルネサンスと宗教改革
5.デカルトとスピノザ:数学・理神論
6.ホッブズとキリスト教
7.ケンブリッジ・プラトニスト
8.ロイヤル・ソサイエティとニュートン
9.ロックと経験論哲学
10.懐疑論の系譜
11.ジョセフ・バトラーの護教論
12.コールリジとケンブリッジの道徳哲学
13.ウイリアム・ペイリーと神学的功利主義
14.結論:科学とキリスト教の間で



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