授業概要 |
永遠のベストセラーである聖書は、西欧のキリスト教社会に多大な宗教的・文化的影響を与えてきた。この講義では聖書とその文化的影響についての概説的知識を得ることを目的に、聖書に収録された諸文書について解説してゆく。前期には聖書と諸宗教との関係や聖書が生み出された背景世界を紹介した後、旧約聖書の成立とその内容、その文化・社会的影響について論じ、後期には新約聖書について論じたい。 |
課題・評価 |
出席を重視し、小レポートと学期末試験で評価。 |
テキスト |
『聖書・新共同訳』(日本聖書協会) |
参考文献 |
『聖書の世界 総解説』(自由国民社) |
受講生への要望 |
遅刻や私語は厳禁。小レポートとして質問や意見を書いてもらう場合があるので、各自問題意識をもって授業に臨んで下さい。 |
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授業計画 |
前期授業スケジュール I 序論 聖書と諸宗教の関係 旧約聖書の世界 II モーセ五書 III 預言者(前後) IV 諸書
後期授業スケジュール I 序論 旧約聖書と新約聖書の関係 新約聖書の世界 II 福音書 III 言行録 IV 手紙 V 黙示録 VI まとめ 聖書翻訳史 聖書正典の成立 聖書の文化的影響
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