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コード AM23-01
系列 系列:キリスト教学I
授業科目 キリスト教学I−12
副題 アガペーの本質
担当者 遠藤 徹
期間・単位 通年 4
曜日・時間 火3
対象学年 1・2
特記事項 再履修不可

授業概要
 「キリスト教は愛(アガペー)の宗教」だと言われるのは適切だが、アガペーとはどういうものか。キリスト教が「罪」と呼ぶものは何か、それからの救済の可能性はどう示されたか、に焦点を当てて聖書を読む。用意された問題を皆で考え合うディスカッション方式で行う。
課題・評価
 レポートを主にし、試験をも行う。
テキスト
 旧・新約聖書
参考文献
 必要に応じて配付する。
受講生への要望
 想像力と思考力を十分に働かせながら、複数の目で読むとき、聖書はどれほど驚くべき、深くて重要な世界を開き示すか、体験してほしい。

授業計画
1.なぜアガペーを問題にするのか。探求の方法は?
2.「主の祈り」に見られるイエスの「神の国」の構想は?
3.「隣人愛」における「隣人」とは誰か?
4.「隣人愛」にイエスがもたらした百八十度の転換とは?
5.二種類の罪。イエスにおける新しい罪の概念とは?
6.他人の罪を赦さない罪は赦されるか?
7.罪の赦し(解消)は罪の解決か?
8.罪の解消は正義(律法)の無視ではないか?
9.人間の罪の解決にとってイエスの十字架とは何か?



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