授業概要 |
「キリスト教は愛(アガペー)の宗教」だと言われるのは適切だが、アガペーとはどういうものか。キリスト教が「罪」と呼ぶものは何か、それからの救済の可能性はどう示されたか、に焦点を当てて聖書を読む。用意された問題を皆で考え合うディスカッション方式で行う。 |
課題・評価 |
レポートを主にし、試験をも行う。 |
テキスト |
旧・新約聖書 |
参考文献 |
必要に応じて配付する。 |
受講生への要望 |
想像力と思考力を十分に働かせながら、複数の目で読むとき、聖書はどれほど驚くべき、深くて重要な世界を開き示すか、体験してほしい。 |
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授業計画 |
1.なぜアガペーを問題にするのか。探求の方法は? 2.「主の祈り」に見られるイエスの「神の国」の構想は? 3.「隣人愛」における「隣人」とは誰か? 4.「隣人愛」にイエスがもたらした百八十度の転換とは? 5.二種類の罪。イエスにおける新しい罪の概念とは? 6.他人の罪を赦さない罪は赦されるか? 7.罪の赦し(解消)は罪の解決か? 8.罪の解消は正義(律法)の無視ではないか? 9.人間の罪の解決にとってイエスの十字架とは何か?
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