授業概要 |
日本語の特徴とは何かということを念頭におきながら、日本語文法を概観し、かつ教科書の問題をときながら、文法を分析する目を養う。文法の持つ「表現力」にも注目してほしい。さらにいかに日本語教育に結びついていくのかについても解説したい。 |
課題・評価 |
レポートによる。 |
テキスト |
「日本語運用文法」阪田・新屋・守屋著 凡人社 |
参考文献 |
授業時に指示する。 |
受講生への要望 |
日本語、日本語教育、文法そのものに興味のある学生の受講を期待する。 |
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授業計画 |
教科書にそって、第1課イントロダクション(留国人の誤用例の分析)、第2課文の構造、第3課品詞と語形、第4課主題、第5課名詞文、第6課形容詞文、第7課動詞文、第8課分裂文、第9課ルとテとタ、第10課スルとナル、第11課可能、第12課ラレルとサセル、第13課授受、第14課否定、第15課文末の形式、第16課連用と連体、第17課視点、第18課配慮表現−1、第19課配慮表現−2、第20課日本語らしさ、について、誤用を含む談話例を読みながら、文法的な問題を一つ一つ探り出し、分析していく。 前、後期それぞれ10課程度進めていく予定であるが、最近話題になっているテーマについては時間をふやして、文献をあげながら解説を加えたい。
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