2006 syllabus

2006 授業計画(抜粋)

コード	KA62-01
系列	系列：初等教育学
授業科目	音楽概論　Ａ
副題	「歌」と「楽器」から学ぶ音楽
副専攻	初等教育学副専攻　小学校コース・初等教育学副専攻　幼稚園コース

担当者	鳥越　けい子
単位	2
期・曜時	前期木3
対象学年	2･3･4年
特記事項

授業概要

　日本や世界の国々における「歌」と「楽器」をめぐる多様な活動の実態を考察しつつ、環境・文化的視点から「人間にとって音楽とはなにか」という根本問題に迫る。同時に教育現場で扱う歌唱曲の弾き歌いに関連する基礎理論とその実践からわが国における「音楽」概念および「音楽教育」をめぐる現状と課題を考察する。

課題・評価

　出席／授業内での発表と実技／期末試験　

テキスト

　教員養成大学音楽教育研究会編『新編音楽科教育法』（音楽之友社）、鈴木渉著『ひとりでマスター：ピアノ伴奏法入門』（あゆみ出版）　

参考文献

　マリー・シェーファー『サウンド・エデュケーション』（春秋社）　

受講生への要望

　人数制限があるので初日の授業には必ず出席すること。学期中、授業時間以外に実施するピアノ実技に関する「個人（グループ）指導／進度チェック」を必ず受けること。

授業計画

　全体は以下の３つの授業方法を組み合わせておこなう。
１．【講義】
　取り上げる主なテーマは以下を予定している：
　　・「音の風景」と「音楽」
　　・音楽の起源
　　・モースの聴いた日本の歌・日本の音
　　・「歌」とはなにか
　　・「楽器」の発生と種類
　　・音具と創作楽器
２．【学生によるプロジェクト】
　主な課題は以下を予定している：
　　・耳から習った歌
　　・サウンド・エデュケーション
３．【実技】
　ピアノによる弾き歌いを中心とし、関連する内容として以下を含む。
　・楽典の基礎
　・コードネームによるピアノ伴奏　

University of the Sacred Heart, Tokyo