コード XA35-01
系列 人文学専攻(博士後期課程)
授業科目 美学・芸術学特論Ⅰ
副題 (クローデル講読)
副専攻
担当者 上石 学
単位 4
期・曜時 通年 金3
対象学年 院生のみ
特記事項

授業概要
 フランスの劇詩人ポール・クローデル(1868-1955)が、大使として日本に滞在中著した『朝日の中の黒い鳥』(1927年)を講読します。能、文楽など日本の古典芸能に関する文章を取り上げ、クローデルが注目した劇的な空間把握や音楽的効果の分析について検討します。また、彼の戯曲や詩論も参考にしつつ、劇空間の特質を考察します。
課題・評価
 授業への取り組み、貢献度によって評価します。
テキスト
 ポール・クローデル『朝日の中の黒い鳥』(内藤 高訳)、講談社学術文庫、1988年。
参考文献
 授業中に適宜紹介します。
受講生への要望
 
授業計画
 各回担当者を決めて、テキストの要約を発表してもらい、それにもとづきディスカッションを行ないます。また、必要な場合は、フランス語の原典にもあたり、内容的な確認をしたいと思います。
 さらに、日本の古典芸能やクローデルの戯曲・詩論に関する研究発表も適宜行ないたいと思います。

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