コード CB77-01
系列 系列:日本文学
授業科目 近代文学研究Ⅶ
副題 (ジェンダーを行為遂行(パフォーム)する)
副専攻 C1・A2
担当者 内海 紀子
単位 2
期・曜時 前期 金4
対象学年 2・3・4年
特記事項

授業概要
 私たちが〈性〉を意識するのはどんな時でしょうか。化粧をする時、または誰かと話している時。それとも恋愛をしている時? 日常生活のさまざまな局面において、私たちは〈性〉を演じながら他者と関わっています。授業では〈性〉を行為遂行すること(そして越境すること)について、いろいろな文学テクストを繙きつつ分析していきます。
課題・評価
*出席状況
*平常点(レスポンスペーパーの内容)
*学期末試験
---以上を総合的に評価します。
テキスト
 特になし。授業中にプリントを配布します。
参考文献
 授業中に適宜指示
受講生への要望
 授業中に、意見や感想を記してもらうレスポンスペーパーを配布します。講義を通してあなたが考えたこと等を書いてみて下さい。
授業計画
第1週:ジェンダーとは何だろうか
第2週:あなたは〈無性〉を演じられますか?
第3週:〈性〉を演じること―ゴッフマン『行為と演技』をめぐって
第4週:異性装という文化
第5週:ことばとジェンダー
第6週:太宰治と有明淑の『女生徒』
第7週:尾崎翠『第七官界彷徨』をめぐって
第8週:1980年代、女性詩の時代―白石公子『ラプソディ』を読む
第9週:流行歌におけるジェンダー
第10週:「そして僕は僕を僕と呼ぶようになった」―篠原一、長男になり損ねた長女
第11週:栗本薫/中島梓の冒険
第12週:ボーイズ・ラブの地平
第13週:もういちど、〈性〉を演じること

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