コード HA61-01
系列 系列:哲学・思想史
授業科目 社会思想史
副題
副専攻 H1
担当者 只腰 親和
単位 4
期・曜時 通年 火3
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 イギリスにおける経済学の制度化を主題にして、イギリス思想史における盛時の状況について講義を行なう。すなわち、経済学の父と目されるアダム・スミスから(『国富論』は1776年)、イギリスで最初に経済学の教授の常勤ポストがオックスフォード大学に設置さた1825年頃までの、イギリスにおける学問、思想、宗教、文化等について立ち入った講義を行なう。
課題・評価
 講師が一方的に講義をするのではなく、受講生との対話を重視した講義にするつもりでいる。 従って、出席や平常点を重視する。
テキスト
 テキストは特に指定しない。
参考文献
 参考文献は授業中に適宜指示する。
受講生への要望
 予備知識は必要としませんが、真に関心のある諸君の参加を望みます。
授業計画
一 はじめに 授業の主題と進め方

二 17世紀~19世紀のイギリスの歴史

三 アダム・スミスの学問体系
  1 アダム・スミスの生涯
  2 アダム・スミスの学問体系と経済学
  3 スミスと大学の関係

四  19世紀初頭におけるオックスフォード大学
  1 イギリスにおける大学史概観
  2 オックスフォード大学の現状と批判
  3 オックスフォード大学の対応
  4 経済学教授職の創設

五 ウェイトリと経済学の制度化
  1 キリスト教経済学について
  2 ウェイトリ経済学の諸特徴

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