コード LE31-01
系列 系列:心理学
授業科目 認知心理学特講7
副題 (自伝的記憶と感情)
副専攻 L1
担当者 高橋 雅延
単位 2
期・曜時 後期 水2
対象学年 3・4年
特記事項

授業概要
 自伝的記憶(自己に関する過去の出来事の記憶)と感情の関係について、厳密な実験と統計手法に基づいた記憶心理学を軸に、神経心理学、法心理学などの知見を学ぶ。受講生は、毎時間、事前に指定された文献(英文を含む)を読み、授業の詳細なまとめとコメントを提出し、最終的にテスト(英文問題を含む)を受けなければならない。
課題・評価
 テスト70%、コメント(論理性、明確性などを評価)30%
テキスト
 Bluck, S. (2003). Autobiographical memory: Exploring its functions in everyday life: A special issue of memory (Autobiographical memory). Psychology Press./Rubin, D. C.(1996).Remembering our past: Studies in autobiographical memory.Cambridge University Press.
参考文献
 Uttl, B., Ohta, N., & Siegenthaler, A. L. (Eds.) (2006). Memory and emotion: Interdisciplinary perspectives.Blackwell./Reisberg, D., & Hertel, P. (Eds.) (2004). Memory and emotion. Oxford University Press.
受講生への要望
 授業の開始までに、必ずテキストと参考文献を通読しておくこと以外に、多量の英文を短時間で読める能力を磨いておくこと。
授業計画
 テキスト以外に、指定された文献(英文を含む)を事前に読み、それをもとにした授業が行われる。毎時間の終わりには、各自の理解度を把握するための授業のまとめとコメントの提出を求める。授業の最終時には、テスト(英文問題を含む)を行う。以下に、おおよその授業計画を示した(詳細は授業開始時のオリエンテーションで明示するので、必ず出席すること)。
(1)オリエンテーション(授業の進め方、テスト、評価の方法、オフィスアワー、授業用Webの利用法、文献の紹介など)
(2)A classification of memory and anterograde amnesia
(3)Theories of forgetting and retrograde amnesia
(4)Post-traumatic stress disorder and memory disorder
(5)Dissociative identity disorder and the function of dissociation
(6)Hypnotic reinstatement of memory
(7)Repressed memory and recovered memory
(8)False memories and source monitoring
(9)Infantile amnesia and collaborative remembering
(10)Narrative and memory distortion
(11)The social aspect of eyewitness memory
(12)Interrogation and cognitive interview
(13)Summary

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