コード TA63-01
系列 日本語日本文学専攻(修士課程)
授業科目 日本語史研究
副題 (『土左日記』のことば)
副専攻
担当者 山口 佳紀
単位 4
期・曜時 通年 月3
対象学年 院生のみ
特記事項

授業概要
 『土左日記』は、日本語史研究の重要な資料とされながらも、極めて謎の多い文献である。ここでは、丁寧に読解を進めながら、表現の真意を探るとともに、日本語史の諸問題にも触れてゆく。
課題・評価
 各自の担当範囲を決めて、順次報告を求め、年度末にレポートを提出してもらう。
テキスト
 必要な資料は教室で配布する。
参考文献
 『古典再入門』(小松英雄著、笠間書院、2006年)
 『日本語研究法・古代語編』(青葉ことばの会編、おうふう、1998年)
受講生への要望
 注釈書などをあまり当てにせず、自力で解釈を進めるような姿勢が要求される。
授業計画
1.以下の2~4に示したような問題意識をもちつつ、『土左日記』の読解を進めてゆく。
2.『土左日記』とは、どういう性質をもった文献か。
3.この文献は従来どのように読まれ、またどのように研究されてきたか。
4.この文献は、言語資料として、どのように利用することができるか。
5.最初の数時間は、講義に当てる。
6.次に各自の担当範囲を決めて、受講者の報告を求めた上で、それらの問題について討論する。

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