コード WF54-01
系列 人間科学専攻(博士前期課程)
授業科目 教育実践研究特論4
副題 (近現代カリキュラム開発史)
副専攻
担当者 北村 和夫
単位 2
期・曜時 後期 水4
対象学年 学部3・4年生も可
特記事項

授業概要
 近代国民教育制度とともに成立した公教育カリキュラムから、現代の学力低下論争にいたるまで、教授理論史およびカリキュラム史上の主要な動向を踏まえつつ、いくつかの角度から問題を取り上げて検討する。今後直面するであろう様々な困難を乗り越えて、実りある教育の展望を得るためにも、理論的・歴史的な把握に立脚したカリキュラム開発が求められている。
課題・評価
 共通文献の講読の他、個別の実践事例の分析・報告を行う。報告、ディスカッション、レポートなどを総合して評価する。
テキスト
 特になし。共通文献を適宜配付する。
参考文献
 特になし。
受講生への要望
 受講生数にもよるが、演習形式に近い形を考えている。報告、ディスカッションに積極的に参加し、カリキュラム開発の在り方を多角的に理解してほしい。
授業計画
 近現代における、学校、カリキュラム、授業の在り方を概観しつつ、以下のような柱について主要な文献、資料を講読し、さらに個別の事例につき分析・検討したい。

1.近代教授理論の展開とカリキュラム
2.日本近代公教育カリキュラムの成立と発展
3.国際新教育運動における「学校を基盤とするカリキュラム開発」
4.日本の私学発展史と「特色あるカリキュラム」
5.現代教育改革と総合的な学習:その歴史と現状

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