コード XA25-01
系列 人文学専攻(博士後期課程)
授業科目 日本文学特論Ⅰ
副題 (『源氏物語』を読みとく)
副専攻
担当者 原岡 文子
単位 4
期・曜時 通年 月4
対象学年 院生のみ
特記事項

授業概要
 昨年度に続いて、今年度は『源氏物語』須磨の卷を読み進める。古注以来の分厚い研究史を踏まえ、光源氏の須磨流離の意味を考えたい。また前年度より始めた『源氏物語』の女君たちをめぐる考察、そして『源氏物語』研究の新たな動向の調査なども併せて計画している。なお適宜博士論文作成に向けての中間発表の機会を設ける予定。
課題・評価
 各自の発表、討論、博士論文作成に向けての中間発表、及び後期末のレポートなどにより評価する。
テキスト
 玉上琢弥訳注『源氏物語』(三)(角川ソフィア文庫)
参考文献
 中野幸一編『岷江入楚』(武蔵野書院)
 『源氏物語 湖月抄』増注(講談社学術文庫)
受講生への要望
 充分に調査した上での報告と共に、各自の積極的な討論への参加が望まれる。
授業計画
1.研究史概論。報告の割当の検討。
2.<導入>
  報告の方法について
  ・校異、古注から最新の注訳書までの比較検討。
  ・担当範囲より、一語を選び、索引等によって『源氏  物語』全体の用例を調査する。
  ・問題点、まとめ
3.割当に従っての研究発表、質疑応答。
4.『源氏物語』研究の新たな動向を探る。
5.『源氏物語』の女君たちをめぐる考察。

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