コード YA61-01
系列 人間科学専攻(博士後期課程)
授業科目 認知心理学特殊演習
副題 (フォールスメモリ研究の知見と方法論を学ぶ)
副専攻
担当者 高橋 雅延
単位 4
期・曜時 通年 火1
対象学年 院生のみ
特記事項

授業概要
 認知心理学におけるフォールスメモリ研究の方法論と最新の知見を学ぶために、(1)教員の計画したフォールスメモリ研究のリサーチアシスタント活動、(2)関連文献の精読、(3)実験心理学の方法論のテキストの熟読、の3つを行う。これらのことによって、フォールスメモリ研究の理解が深まり、実践的な方法論が身につくはずである。
課題・評価
 リサーチアシスタント活動50%、文献発表50%
テキスト
 Gallo, D. A. (2006). Associative illusions of memory: False memory research in DRM and related tasks.Psychology Press./Brainerd, C. J., & Reyna, V. F. (2005). The science of false memory: An integrative approach. Oxford University Press.
参考文献
 Kantowitz et al.(2005).Experimental psychology: Understanding psychological research (8th ed.) Wadsworth./Pashler et al.(Ed.)(2004).Stevens' handbook of experimental psychology.Wiley.
受講生への要望
 テキストと参考文献に加え、高橋雅延2002~3年DRMパラダイムを使ったフォールスメモリ研究の現状と展望Ⅰ~Ⅲ 聖心女子大学論叢, 98巻~100巻を授業開始までに読んでおくこと。
授業計画
 この演習では、フォールスメモリ研究(実験1、実験2)のリサーチアシスタント活動、関連文献の発表、テキストの発表、の3つを同時に行う。以下に、テキストの発表とリサーチアシスタント活動に関連した授業計画を示した(関連文献の発表、テキストの発表などについては、授業第1回目のオリエンテーションで明示するので、必ず出席すること)。
(1)オリエンテーション(授業の進め方、テキストの発表方法の説明、評価の方法、オフィスアワー、発表者の割り振り、文献の紹介など)
(2)~(5)実験1の刺激作成、予備実験の実施
<テキストの分担発表>
(1)Associations and errors through history/Converging association tasks
(2)Processes that cause false memory/Illusory recollection
(3)Processes that reduce false memory/Additional study and test manipulations
(4)Individual differences and generalizability/Development and aging
(5)Neuropsychology and drugs/Neuroimaging and localization
<リサーチアシスタント活動>
(6)~(9)実験1のデータの収集
(10)~(12)実験1のデータの分析
(13)前期のまとめ
(14)~(17)実験2の刺激作成、予備実験の実施
(18)~(21)実験2のデータの収集
(22)~(25)実験2のデータの分析
(26)授業のまとめ

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