コード GC11-01
系列 系列:国際政治系
授業科目 政治学概論[含国際政治]
副題 (現代国際社会と政治)
副専攻 G1
担当者 関場 誓子
単位 4
期・曜時 通年 水3
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 政治学の歴史は古く、プラトンやアリストテレスの時代にまで遡る。この授業では、古代ギリシャから、中世を経て、今日にいたる政治学の発展過程を概観した後、その政治学の一分野である国際政治学に焦点をあてて、今日の世界を考える。東西冷戦という秩序体系が崩壊した後、今日の国際社会は、9.11テロやイラク戦争に象徴されるように、混沌としている。この授業では、①まず複雑な国際政治をどのような視点で捉えるのかという問題意識のもとで国際政治の理論的枠組みを学び、次いで②ウエストファリア体制以降の国際社会の発展過程を概観し、③その上で現在の国際社会の諸問題を取り上げて理論と現実の接点探求に努める。またそれらの過程で、日本が担うべき役割とは何かと言うことを考える。
課題・評価
 期末に、記述式の試験を行う。
テキスト
 授業中にプリントを配布する。
参考文献
 授業中に適宜指示する。
受講生への要望
 年間の授業の中に、実際に外交に携わる人たちとの討論もしくは講演会を含めるので、日ごろから政治に関するニュースや論調に親しんでほしい。
授業計画
(1)まず古代ギリシャから、中世を経て、近現代にいたる政治学の発展過程を概観し、政治とは何か、政治学とは何かということについて理解を深める。

(2)次いで、第一次世界大戦を契機として登場した国際政治学という学問分野に焦点をあて、国際政治の分析に要する理論的枠組みを学ぶ。

(3)その上で、ウエストファリア体制以降、今日に至る、国際社会の変遷を振り返り、現代国際社会の歴史的位置付けへの理解を深める。

(4)そうした学びを通して、変動する国際社会の中で、日本が担うべき役割とは何かを考える。

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