コード HB22-01
系列 系列:哲学・思想史
授業科目 哲学史演習Ⅱ
副題 (アリストテレスの『詩学』を読む)
副専攻 H1
担当者 上石 学
単位 4
期・曜時 通年 木4
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 アリストテレスの『詩学』を日本語訳で講読する。西洋の美学・芸術学の根幹をなす「ミーメーシス」の概念を中心に、特に、人間の制作行為と現実・自然との関係を考察していきたい。また、『弁論術』など、他の著作も視野に入れつつ、アリストテレスの思想を理解するための出発点としたい。
課題・評価
 授業への取り組み、貢献度によって評価する。
テキスト
 『アリストテレース 詩学・ホラーティウス 詩論』(岩波文庫)
参考文献
 授業中に適宜紹介する。
受講生への要望
 ギリシア語原典を確認することもあるので、できれば古典ギリシア語の文法を平行して学習することが望ましい。
授業計画
 毎回担当者を決めて、内容の要約を行ってもらう。その後のディスカッションを通じ、哲学的な議論に慣れるとともに、自ら問題をみつけていく訓練をしたいと思う。
 また、要約に際しては、『詩学』の注釈書や各国語の翻訳書なども活用し、古典的な文献を読むさいの知識や方法も身につけたいと思う。
 なお、古代ギリシアの思想や、後代におけるアリストテレスの思想の影響・受容などに関して、自主的な研究発表の機会も作りたいと考えている。

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