コード HD33-01
系列 系列:キリスト教学
授業科目 キリスト教思想史Ⅰ
副題 (キリスト教神学と哲学)
副専攻
担当者 山内 志朗
単位 2
期・曜時 前期 火4
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 13世紀は、中世キリスト教神学が完成した時期ですが、同時に近世初頭の近代自然科学や宗教改革への胎動が始まった時期です。そのような流れの要となるフランシスコ会の神学・哲学を、特にドゥンス・スコトゥスの思想を中心に整理します。
課題・評価
 出席状況及び、レポートの提出によって評価する。
テキスト
 必要な資料は授業中に配布する。
参考文献
 山内志朗『普遍論争、近代の源流としての』平凡社ライブラリー、2008年
受講生への要望
 ラテン語が頻出するが驚かないように。予備知識は必要ない。
授業計画
 授業の中心は、中世のフランシスコ会の哲学・神学ですが、それに限定せずに、中世カトリック神学の特徴や、イスラム思想との関係などに踏み込みながら、授業を進めていきます。中世の人びとの息づかいを感じるために、当時のラテン語文献の翻訳を使います。

1.中世のキリスト教神学
2.大学、神学、哲学
3.修道院と托鉢修道会(フランシスコ会、ドミニコ会)
4.フランシスコ会の思想
5.ドゥンス・スコトゥスの思想1
6.ドゥンス・スコトゥスの思想2
7.ドゥンス・スコトゥスの思想3
8.哲学と神学の関係1
9.哲学と神学の関係2
10.哲学と神学の関係3
11.中世から近世へ
12.総括

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